
函館から戻った次の日、
1泊2日で帯広へ出張。
ちょこっと伝統食の取材で、
帯広名物豚丼、そしてアイヌ料理を
教わってきました!
1日目は、家庭的な豚丼、
おいしかった~♪
コツはおいしい豚肉を使うこと。
最終的には豚肉の質に左右されるとのこと。
シンプルなだけにそうなのでしょうね。
でもたれの配合、作りやすさ、
さすがでした。
参考までにお店でも豚丼を食べましたが、
私は家庭の味の方が好きです!
2日目は、アイヌ民族のおばあちゃんに
習うアイヌ料理。
「ポネオハウ」という骨付き豚のスープ、
「ムニニモシト」というしばれ(凍った)じゃがいもで作るいもだんご、
の2品を教わりました!
どちらも初めての味、
素材の味を生かした、とってもおいしい料理でした。
スープは、味付けは塩のみ、あっさりですが、ボリューム満点、
団子は、そばがきのような風味、普通のいももちとは全く違いました。
手間はかかると言えばかかる。
スープの方は、骨付き豚を4時間も煮込む、
団子は、凍ったじゃがいもをつぶして干して粉にして
それを水で戻してついて団子にする。
気の遠くなるような手間ですが、
粉の状態にしたら何年でももつ究極の保存食。
食材を最後までしっかり食べきる
アイヌ民族の知恵に脱帽です。
苦労の連続の半生を語ってくださいましたが、
周りの人に恵まれたいい人生だったとのこと。
短い時間でしたが、
貴重なお話しを聞くことができました。
この出会いに感謝です。
庭にあったしばれたじゃがいも!
発酵して泡が出てました!
こちらが粉状のしばれいも。
石にしか見えないけどじゃがいもです。
せっかく帯広まで来たので、
おいしいものもいっぱい食べました~。
いろいろあり過ぎて紹介できませんが、
パン、クッキーなどの粉もの、あんこ、
チーズなどの乳製品がとにかくおいしい。
値段も安くて、味付けも素材がいいので割とあっさり。
十勝のレベルの高さを実感しました。
小豆も十勝産というとブランドですからね。
そして帯広のだだっぴろさにもびっくり!
道路がまっすぐで2、3キロ先位まで見える。
くねくね道、坂道だらけの小樽とは全然違います!
この平野が、小麦やじゃがいも、あずきを
作ってくれるのですね~。
大地の恵みに感謝。
初めての帯広、満喫です。
豚丼は6月号、続いてアイヌ料理と
順次掲載予定です。
どうぞお楽しみに♪
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